対前年6割上昇—2013年上期の住宅売買平米単価
- 2013/8/5 7:26
- 産業・経済
今年(2013年)6月のマカオの印紙税対象となる住宅売買件数は前月比約45%減となる739件と今年最小となり、平米あたり平均単価も23%下落となる75,448パタカ(日本円換算:約94万円)となった。5月に未完成物件の取り扱いルールを定めた「樓花法」実施前の駆け込み需要があったためで、5月の取引の半数以上を占めた未完成物件が平均価格を押し上げていたのが主要因。
地元有力紙「澳門日報」が7月5日付紙面で報じた。今年上半期の総計では、印紙税対象の住宅売買件数は前年同期比約1%増の7,092件、平米あたり同約59%増となる平均単価は84,126パタカ(同105万円)だった。
今年6月の印紙税対象住宅売買件数739件のうち、マカオ半島が612件を占めた。平米あたり平均単価は75,488パタカだったが、うち73件の未完成物件に限った平均単価は11万パタカを超えている。