マカオ、2022年3〜5月期の総体住宅価格指数は259.4…同年2〜4月期から0.6%下落
- 2022/7/8 16:56
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は7月8日、今年(2022年)3〜5月期の住宅価格指数を公表。総体住宅価格指数は259.4で、前回調査(今年2〜4月期)から0.6%の下落だった。エリア別ではマカオ半島が0.9%下落の259.4、タイパ島・コロアン島が0.3%上昇の259.1。
ストック物件(中古)の価格指数は0.5%下落の277.0。エリア別にみると、マカオ半島が0.5%下落の269.4、タイパ・コロアン島が0.2%下落の307.0。築年数別では、20年以上が0.6%下落、5年以下、11〜20年がいずれも0.3%上昇。未完成物件(プレビルド)は1.7%上昇の306.9。実用面積別では、100平米以上と50〜74.9平米が3.8%、1.9%のそれぞれ下落、50平米以下が1.1%上昇だった。
住宅価格指数は2011年を基準とし、住宅売買・移転にかかる不動産印紙税資料をもとに算出されたもの。
マカオでは2020年1月下旬以降、厳格な入境制限を含む新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策が講じられた。インバウンド依存度の高い業種を中心に大打撃を受ける中、住宅不動産市場に関しては比較的堅調に推移してきた経緯がある。