マカオ金融管理局、基準金利を3.50%に引き上げ
- 2022/9/22 10:20
- 産業・経済
マカオ金融管理局(AMCM)は9月22日午前、政策金利にあたる基準金利を75ベーシスポイント引き上げ、3.50%としたことを発表。
今回の基準金利引き上げは、米国連邦準備理事会(FRB)が米国時間9月21日に0.75%の利上げを決めたことによる。短期金利の指標とされるフェデラルファンド金利の誘導目標は3.0〜3.25%に。
香港ドルは米ドルとベッグ制(固定相場制)を採用しており、香港金融管理局が香港時間の22日朝に基準金利を75ベーシスポイント引き上げることを発表。マカオ金融管理局では、マカオパタカは香港ドルとのペッグ制を採用していることから、両地の基準金利が一致することが必須であるとして、香港に追随したと説明している。
マカオの基準金利引き上げは年内5回目で、前回は今年7月28日。直近3回はいずれも0.75%の大幅利上げとなっている。