2013年第3季C&E統計発表、コンベンション参加者9割増

マカオ政府統計調査局は11月25日、2013年第3四半期にマカオで開催されたコンベンション・エキジビションに関する統計調査結果を発表。開催数は218、平均開催日数2.0日、総参加・入場者数623,000人、使用会場面積142,000平米となった。

第3四半期に開催されたコンベンション数は197、参加者は前年同期比92%増の30,000人。大型会議の誘致により、企業関係者の参加が増えた。同期開催のエキジビションは21、展覧面積は57,000平米、入場者数は593,000人に達した。

21のエキジビション主催者への調査によると、うち13が2回目以降の開催で、参加スタッフ(フルタイム)数は計367名。出展者は2,280あり、マカオからが39%、中国本土からが26%を占めた。入場者のうち業界関係者は38,482名で、マカオからが64%。

エキジビション主催者の収入は前年比57%減の1,915万パタカ、経費は40%減の3,915万パタカ。減少の理由として昨年開催されたエキジビションの一部が撤退したことが挙げられる。収益はマカオ政府、その他機構からの補助金が51%、ブースレンタル代が49%を占めた。経費では、会場設営と宣伝・PR費ががそれぞれ31%、27%を占めた。このほか、210の出展者への調査によると、商品販売売上が収入の95%、ブースレンタル費が経費の78%を占めたという。

2013年第1~3季にマカオで開催されたコンベンション、エキジビションは676件で、昨年から52件の減。会議参加者、エキジビション入場者数は1,045,000人で同5%増。エキジビションは42件あり、同7%増となる962,000人を動員。

マカオ政府が主催するマカオ国際貿易投資展覧会(MIF)会場の様子(第17回) (c) IPIM 貿易投資促進局

マカオ政府が主催するマカオ国際貿易投資展覧会(MIF)会場の様子(第17回) (c) IPIM 貿易投資促進局

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ政府衛生局(SSM)は11月22日夜、同日マカオ域内で輸入性デング熱感染を新たに1例確認し…
  2.  マカオ治安警察局は11月21日、他人の身分証を使用してカジノへ入場した上、賭博で獲得した得たポイ…
  3.  冬のマカオの街を美しく彩る毎年恒例のイルミネーションイベント「ライトアップマカオ2024(中国語…
  4.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は11月21日、今年(2024年)10月の訪マカオ外客数(…
  5.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  3.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  4.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  5.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun