マカオ、違法麻雀賭博店摘発相次ぐ…月内4件目

 マカオ治安警察局の発表によれば、6月18日、マカオ半島北西部の青洲エリアにある店舗で違法麻雀賭博が行われているとの通報を受けて警察官を現場へ向かわせたところ、店内で4人が賭け麻雀に興じているのを確認し、店内にいた責任者の男1人とともに身柄を拘束したとのこと。

 合わせて現場から自動麻雀卓2台、麻雀牌4セット、ゲーミングチップのカードなどの関連用品を証拠品として押収した。

 警察の調べに対し、店舗の責任者は2021年に麻雀テーブルとゲーミングチップのカードを購入して客にプレイさせていたこと、また勝者から1局あたり10パタカ(日本円換算:約177円)をコミッションとして受け取り、2021年以降、およそ3000パタカ(約5万3000円)を得ていたなどと供述したという。

 警察では、店舗の責任者を違法賭博場所経営罪、客についても麻雀賭博に参加したことが法令に触れるとして、本件に絡む5人全員を検察院送致済みとした。

 マカオで違法麻雀店の摘発は珍しいことではないが、今月(6月)は相次いでおり、これで4件目となった。

警察が押収した証拠品(写真:マカオ治安警察局)

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