マカオ居民の2022年末の域外証券投資時価総額は約18兆円

 マカオ金融管理局(AMCM)が6月28日に公表した統計によれば、2022年12月31日時点でマカオ居民(個人、政府、その他の法人を含むが、マカオ特別行政区の外貨準備は除く)が保有するマカオ域外の無関係事業体が発行する証券への投資額は当日市場価格計算で1兆0246億パタカ(日本円換算:約18兆1400億円)で、同年6月30日から1.8%増、前年同日から6.7%減だった。

 域外の取引所上場証券を含む中国本土証券への投資が全体の31.7%を占めトップを維持したが、時価総額は前年同日から18.3%減の3253億パタカ(約5兆7600億円)にとどまった。

 この証券投資調査は国際通貨基金が提唱する統計手法に基づき、マカオ金融管理局と統計調査局が共同実施したものとのこと。

マカオ金融管理局が作成したインフォグラフィック資料(図版:AMCM)

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