マカオの盧廉若公園（ロウリムイオック庭園）内にある春草堂で7月7日、同園と蘇州の獅子林が姉妹園締結をしたこと記念したエキジビション「締結連心」が開幕した。

　盧廉若公園はかつての豪商の邸宅跡で、現在は公園として一般開放されている。19世紀に完成した蘇州獅子林スタイルの風光明媚な庭園が見どころ。獅子林は蘇州四大名園に数えられる明代に造成された庭園で、世界遺産に登録されている。

　盧廉若公園が獅子林をベースにした経緯から両園の造りには共通点も多く、今年（2023年）6月30日に姉妹園となり、マカオと蘇州の間における各種協力の協力が図られることになった。

　今回マカオ側で開催される姉妹園締結記念エキジビションでは、映像、写真パネル、ミニチュア模型などを通じて獅子林の様子が紹介され、蘇州式庭園の魅力を立体的に感じられるものとなっている。会場のオープン時間は毎日午前9時から午後7時、会期は（2023年）7月18日まで、参観無料。