マカオ 2023年2Qの観光物価指数が対前年19.47%上昇…ホテル価格上昇など受け

 マカオ政府統計調査局は7月13日、今年第2四半期(2023年4〜6月)の観光物価指数が前年同時期から19.47%上昇の137.24だったと発表。

 指数上昇の主要因はホテル宿泊価格と土産用ペストリー小売価格の上昇。分類別の価格指数でみると、宿泊、レジャー・文化活動、衣類・履物がそれぞれ150.74%、17.06%、7.07%上昇。

 今年第2四半期の観光物価指数は同年第1四半期との比較で0.70%上昇。ホテル客室価格の値下がりにより宿泊の価格指数が10.56%下落。一方、夏物の新作衣料が登場したことで衣類・履物の価格指数は8.92%上昇。

 今年第2四半期までの直近4四半期の観光物価平均指数は、1年前の同じ時期から9.14%上昇。分類別の価格指数でみると、宿泊とレジャー・文化活動がそれぞれ48.07%、19.58%上昇。また、今年上半期の観光物価指数は前年同時期から18.81%上昇、中でも宿泊の価格指数が141.98%の顕著な上昇だった。

 観光物価指数は海外(中国本土、香港、台湾含む)からマカオを訪れた旅客がマカオにおいて購入した商品及びサービス(食品、たばこ、衣料・履物、宿泊、飲食、交通・通信、薬品及び個人用品、エンターテイメント・カルチャーアクティビティ、雑貨)の価格変動を反映するもの。2009年10月〜2010年9月を100としている。

 マカオは長くゼロコロナ政策を維持してきたため、インバウンド旅客数の低迷が常態化した。しかし、昨年12月から段階的に事実上のウィズコロナ政策へ転換され、今年1月8日からは水際措置が大幅緩和されるに至り、以降は現在までインバウンド旅客数の急回復が続いている。

中国本土で大型連休となる労働節ゴールデンウィーク期間中、マカオの観光名所周辺は多くのインバウンド旅客らで賑わった(写真:GCS)

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