マカオのモールで置き引き…韓国人の男逮捕

 マカオ治安警察局は7月24日、同月20日にマカオ半島皇朝区にあるショッピングモールで置き引きをしたとして韓国人の自称商人の男(34)を窃盗罪で逮捕、検察院送致したと発表。

 警察によれば、20日正午頃、ショッピングモール内で設営作業を行っていたマカオ人の女性(20代)から近くに置いていた現金及びイヤフォンなど約5200パタカ(日本円換算:約9.3万円)相当の金品入りのバッグがなくなったとする通報があったという。

 通報を受けた警察が現場に到着し、調査を開始したところ、まもなくカバンは発見されたが、中に入っていたはずの金品は見当たらなかったとのこと。その後、ショッピングモール及び「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムを活用して被疑者を特定し、同日午後4時頃にタイパ島にある別のショッピングモール内で被疑者の身柄確保に至ったとした。

 被疑者は警察の調べに対し、出来心でやってしまったと犯行を認めた上、盗んだ現金の一部はショッピングで使い、イヤフォンは自身のスマートフォンとペアリングできなかったため捨てたなどと供述したとのこと。逮捕時の男の所持金は約500パタカ(約8900円)だったという。

窃盗罪で逮捕、検察院送致された韓国人の男(写真:マカオ治安警察局)

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