マカオ、2023年2QのGDPが対前年117.5%増…四半期ベースで2年来最大の伸び

 マカオ政府統計調査局は8月25日、今年第2四半期(2023年4〜6月)の域内総生産(GDP)に関する統計を公表。

 今年第2四半期のマカオの実質GDPは前年同時期から117.5%増となり、四半期ベースでは2021年第2四半期以来の伸びを記録した。インバウンド旅客数の大幅増に伴い、ゲーミング(カジノ)サービス輸出が463.6%増となったことなどが主要因。

 今年上半期のGDPは前年同時期から71.5%増で、マカオ経済はコロナ前にあたる2019年同時期の約71%まで回復した。

 なお、今年上半期累計のインバウンド旅客数は2019年同時期の67.5%に相当し、これを上回るペースで経済回復が進んでいる状況がうかがえる。

インバウンド旅客で賑わうタイパビレッジ(資料)=2023年4月30日(写真:GCS)

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