マカオ、使い捨てのプラスチック製食品皿・コップ及び発泡スチロール製食品トレーが輸入禁止に…2024年から

 マカオ政府環境保護局(DSPA)は9月4日、マカオにおける実情分析及び他国・地域における実践経験を踏まえ、使い捨ての非生分解性プラスチック製の食品皿とコップ、また使い捨ての発泡スチロール製食品トレーを輸入禁止とする対外貿易法の改正についての行政長官令が公布となり、2024年1月1日に施行されるとした。

 DSPAでは、具体的な管制範囲や要件などについて業界向け説明会を行う予定とし、スムーズに新措置へ適応できるよう準備を進めるとしている。

 近年、政府は使い捨ての非生分解性プラスチックの削減策を段階的に進めている。2019年11月にレジ袋の提供制限(有料化)をスタート。2020年1月からは発泡スチロール製食器(弁当ボックス、カップ、コップ、皿)、2022年1月からはプラスチック製ストロー及びマドラー、2023年1月からはプラスチック製ナイフ、フォーク、スプーンの輸入と中継輸送が禁止となっている。

マカオ特別行政区政府本部(資料)=本紙撮影

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