マカオのIR併設モールで市価約250万円相当のダイヤモンドブレスレット拾い着服…中国人店員逮捕
- 2023/9/20 8:23
- 社会・政治
マカオ治安警察局は9月19日、コタイ地区にある統合型リゾート(IR)併設モール内で拾った高価なダイヤモンドブレスレットを着服したとして、同モール内の店舗に勤務する中国人の女(44)を拾得物不当占有罪で逮捕、検察院送致したと発表。
同局の発表によれば、同月13日午後、中国本土からマカオを訪れていた20代の女性旅客から、コタイ地区のIR併設モールで市価約12.5万人民元(日本円換算:約250万円)相当のダイヤモンドブレスレットをなくし、戻って探したが見つからず、何者かに持ち去られた可能性があるとの通報があったという。
通報を受けた同局がモールに設置された監視カメラシステムを活用して捜査を行ったところ、通報者がモール内のある店舗の前を通りがかった際にブレスレットを落とし、その後すぐこの店舗に勤務する店員の女が拾ったことが確認できたとのこと。
同日、警察が店員の女の身柄を確保して事情を聞いたところ、勤務中に大量のダイヤモンドが付いたブレスレットがフロアに落ちているのに気づき、拾って着服したなどと犯行を認めた上、所持品の中から当該物品が発見されたとした。