マカオのIRウィンパレスが新レジデントショー誘致…ブロードウェイ・アジアとパートナーシップ締結

 マカオ・コタイ地区にある統合型リゾート(IR)ウィンパレスを運営するウィン社は9月26日、ブロードウェイ・アジア社と戦略パートナーシップを提携し、同IR施設内にオープン予定のウィンシアターに世界レベルの画期的なレジデントショーを誘致すると発表。

 同社は、レジデントショー及び劇場のローンチにより、マカオのカルチャー・エンターテインメント業界を盛り立てると同時に、海外からの旅客に多元的なツーリズムエクスペリエンスを提供できると期待を示した。

 同社によれば、ブロードウェイ・アジア及びブロードウェイ・インターナショナル・グループはライブエンターテインメント、没入型アトラクションの制作、運営、配給における世界最大手の一角で、25年間にわたってブロードウェイ・インターナショナル・グループのパートナーシップによる演劇作品は60ヶ国以上で上演され、トニーショー、ローレンス・オリヴィエ賞、グラミー賞など50以上の世界的なアワードを受賞しているとのこと。最近では同グループが「サウンド・オブ・ミュージック」の複数年世界ツアーが行われ、今年8月のマカオ公演を含め、ほぼ完売したという。

ウィンマカオ社の旗艦IR施設「ウィンパレス」正面外観(資料)=マカオ・コタイ地区にて本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は9月16日、来年(2025年)の春節祝賀パレート「2025年農曆新…
  2.  マカオにも日本の預金保険制度に相当する「存款保障制度」が存在するが、法改正により(2024年)1…
  3.  マカオ政府統計・センサス局は9月13日、昨年(2023年)のホテル業調査結果を公表。  昨…
  4.  マカオではアフターコロナでインバウンド旅客数が急回復し、直近までその勢いを持続する状況。ツーリズ…
  5.  澳門海關(マカオ税関)は9月13日、同月12日夜にマカオ半島北部・台山エリアの牧場街にある工業ビ…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年9月号
(vol.135)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun