マカオの工業、2022年の付加価値総額は対前年1.6%減

 マカオ政府統計調査局は9月27日、昨年(2022年)のマカオの工業調査結果を公表。

 昨年マカオで営業中の工業(製造業、水道・電気・ガス生産供給業含む)事業所数は前年から横ばいの889ヶ所、職員数は204人減の1万0579人だったとのこと。年間の全事業所の合計収入は1.3%増の105.3億パタカ(日本円換算:1945億円)、支出は2.5%増の77.4億パタカ(約1429億円)。

 支出の増加幅が収入の増加幅を上回ったことから、年間利益は1.8%減の28億パタカ(約517億円)となり、業界の経済貢献度を反映する付加価値総額は1.6%減の48.5億パタカ(約896億円)に。このほか、固定資本形成総額は74.5%減の3.1億パタカ(約57億円)だった。

マカオ歴史市街地区にあるモンテの砦から望む町並み(資料)=2020年4月本紙撮影

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