マカオ、国慶節大型連休7日目のインバウンド旅客数は約9.1万人…7日間累計約86万人、見込み上回る

 中国本土で大型連休となる国慶節ゴールデンウィークはインバウンド旅客のうち7割を中国本土旅客が占めるマカオにとって年に複数ある書き入れ時のひとつに数えられる。

 今年(2023年)の国慶節ゴールデンウィークは直前の中秋節と合わせて9月29日〜10月6日の8日間。マカオではアフターコロナで年初からインバウンド旅客数が急回復している状況。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)が10月6日に発表したインバウンド旅客数資料(速報値)によれば、連休7日目にあたる10月5日のインバウンド旅客数は9万1289人(延べ、以下同)で、7日目までの累計では86万0098人、単日平均は12万2871人に。

 コロナ禍だった前年同時期との比較では、7日目までの累計が417.3%増、単日平均が323.8%増。

 7日目までの累計インバウンド旅客数に占める割合は中国本土旅客が77.1%、香港旅客が17.5%。

 マカオ当局による連休中の単日平均インバウンド旅客数見込みは約10万人。10万人を下回ったのは初日と7日目のみで、7日目までに見込み数値を上回ることが確実となった。

 大型連休も残すところ1日となり、最終8日目にあたるきょう(6日)午前11時までの累計インバウンド旅客数は1万8844人となっている。

国慶節大型連休初日に歩行者天国化がスタートしたばかりの観光名所・福隆新街の様子=2023年9月30日(写真:MGTO)

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