マカオ、1〜8月の電話・サイバー詐欺被害額が約30億円に…前年同時期から倍増

 マカオ保安庁長官事務所は10月15日、公式サイトに詐欺対策をテーマにした文章を掲載。近年グローバル規模で電信詐欺が広がり、マカオを含む世界各地の民衆の財産の安全と合法権益に重大な損害を与えているとし、市民に対してあらためて注意を呼びかけた。

 マカオ司法警察局の統計によれば、今年(2023年)1〜8月累計のマカオにおける電話・サイバー詐欺による被害額は前年同時期からほぼ倍増の1億6000万パタカ(日本円換算:約30億円)超に上ったとのこと。マカオの人口は約68万人。

 電話詐欺では、政府機関を騙る手法が全体の6割超を占め、サイバー詐欺ではいわゆるロマンス詐欺などの恋愛系、ネットショッピング、コンサートチケット、クレジットカードのショッピング枠を使った現金化などが報告されており、登用されたクレジットカード情報をネットショップで用いられる被害も増加に転じたという。

 詐欺への警戒心が低かったことから被害に遭った例も多く、防犯意識向上の取り組みが必要とした。

マカオ保安庁の入るビル(写真:マカオ保安庁長官事務所)

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