マカオ司法警察局は11月7日、コタイ地区にあるカジノIR（統合型リゾート）併設ホテル内で街娼（いわゆる立ちんぼ）をターゲットとした取り締まりを行い、フィリピン人の男2人を逮捕したと発表。

　同局によれば、同月6日にホテル業界との連携メカニズムを通じて、コタイ地区のあるホテルで女装した南アジア系の男2人が通行人に声がけしており、立ちんぼ行為の疑いがあるとの通報が寄せられていたという。

　同局の調べに対し、2人ともマカオ入境後に立ちんぼ行為に従事していたことを認めた上、1人は客から毎回1000香港ドル（日本円換算：約1万9300円）の報酬を得ていたとし、もう1人は声がけをしたものの成功しなかったと供述したとのこと。

　同局では、2人の身元確認を行った後、刑事事件に関与していないことが判明したとし、治安警察局の出入境管理部門に身柄を移送済みとした。