マカオグランプリ表彰式シャンパンファイトでの未成年ドライバー飲酒事案につき当局が謝罪

 マカオでは、11月5日から未成年者飲酒予防・管理制度法(通称「酒類管理法」)が施行となったばかり。

 同法では、すべての未成年者(18歳未満)に対するアルコール飲料(アルコール度数1.2%以上)の販売と提供を禁止することなどが盛り込まれている。

 マカオ政府体育局は11月13日、前日(12日)午後に開催された第70回マカオグランプリのフォーミュラ4(F4)ファイナルレース後の表彰式において表彰対象となった未成年(本紙註:16歳)のドライバーがシャンパンファイトの後にそれを飲んだ事案について、運営に不手際があったとして謝罪する声明を発表した。

 同局では、表彰台に上がったドライバーによるシャンパンファイトは国際的な大規模モータースポーツイベントでの伝統的なセレブレーションであるとした上、今回発生した事態を受け、直ちに各種セレモニー等の運営見直しを図るとともに、再発防止のため関係法令の遵守を徹底するよう注意喚起を行う考えとのこと。また、酒類管理法を管轄する衛生局による調査に積極的に協力していくとした。

 なお、今年のマカオグランプリは70周年記念大会として2週連続開催され、今週後半の4日間にわたって2週目のレースが開催予定となっている。

マカオ政府体育局(資料)=本紙撮影

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