マカオ政府金融情報弁公室（GIF）は11月17日、マカオの各業界における反資金洗浄（マネーロンダリング）、反テロ資金供与、反拡散金融領域の専門知識を持続的に向上させるため、同月上旬に金融業界及びゲーミング（カジノ）業界を対象としたセミナーを2回にわたって開催したと発表。

　2回のセミナーには両業界の関係者およそ250人が参加したとのこと。

　セミナーでは、GIFから資金洗浄、テロ資金供与、拡散金融に関する最新情勢や事例、また拡散金融に関する国際基準の解説とともに、資金凍結の執行方法、マカオの各業界が直面する可能性のあるリスクと対応義務などの紹介が行われたという。