マカオ航空が福岡路線複便に向け調整中…成田・関西路線では増便記念キャンペーン運賃設定

 マカオ国際空港を拠点とするマカオ航空は、2016年3月に福岡路線に就航して以来、週4便の直行便運航を通して九州とマカオ双方の交流に大きく貢献してきたが、新型コロナの影響により2020年2月に同路線の運休を余儀なくされ、現在に至っている。

 マカオ航空日本支社によれば、成田路線や関西路線に続いて福岡路線も運航を再開すべく、関係各所との調整を急いでいるとのこと。このほど同社の担当者が福岡空港を訪問して運行再開に向けての協力を要請したところ、福岡空港側から運行再開について歓迎の意が示され、惜しみない協力について快諾され、早期に運航を再開できるよう努めていきたいとした。

マカオ航空日本支社が福岡空港当局を訪問(写真:マカオ航空日本支社)

 また、2023年12月15日からの成田路線増便と2024年1月31日からの関西路線増便を記念し、同社では「増便感謝キャンペーン」を開始したことも明らかにした。

 キャンペーン特別運賃は成田路線・往復1万8000円、関西路線・往復1万7000円(どちらも燃油サーチャージ・諸税別)。対象出発日は2024年1月1日~6月30日、販売期間は2023年12月12日までの期間限定。各出発日の販売枚数には限りがあり、同社の日本語公式ウェブサイト(www.airmacau.jp)や日本の旅行会社ウェブサイトにて購入可能とのこと。

マカオ航空機のイメージ(写真:マカオ航空日本支社)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営する澳門輕…
  3.  マカオ政府統計調査局は11月20日、今年(2024年)1〜9月の小売業販売額調査結果を公表。 …
  4.  マカオ政府統計・センサス局は11月20日、今年第3四半期(2024年7〜9月)の金融業人材需給及…
  5.  マカオ政府公共建設局(DSOP)の発表によれば、コタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の…

ピックアップ記事

  1.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  2.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  3.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…

注目記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  3.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年11月号
(vol.137)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun