マカオLRT運営会社が12月8日のタイパ線延伸開業初日に記念品配布計画

 マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の「海洋(Oceano)」駅から西湾大橋を通ってマカオ半島南部の新駅「媽閣(Barra)」の延伸区間(1駅分)が明日(12月8日)開業予定となっている。

 マカオLRT運営会社にあたるMLMでは、開業初日に媽閣駅で開業記念セレモニーを開催する予定とのこと。初めての”海越え”列車は午前6時30分(現地時間、以下同)に媽閣駅を出発予定で、この列車に乗車を希望する場合は、あらかじめ媽閣駅のA出入口で並んで待ち、係員の指示に従って乗車するよう呼びかけた。反対方向のタイパ島方面から媽閣駅行きの初発は、午前6時30分に馬會(Jocky Clube)駅を出発予定とした。

 また、開業初日、午前6時30分から午前8時30分までの間に媽閣駅からタイパフェリーターミナル駅方面へ向かう列車の乗客に対して記念品を配布する計画があるという。ただし、記念品は数量限定のため、予定数に達し次第、配布を終了するとのこと。

タイパ線の延伸開業初日朝に数量限定で配布を予定している記念品のイメージ(写真:MLM)

 このほか、開業初日から12月10日までの期間、媽閣駅の特設窓口で媽閣駅と氹仔線延伸の開業を記念した乗車券セットを1セットあたり180パタカ(日本円換算:約3300円)で販売予定で、こちらについても数量限定。

 マカオLRTタイパ線では、12月8日の延伸開業以降、運行時間と運行頻度の調整を実施予定とし、運行時間は月曜〜金曜日が午前6時30分〜午後11時15分、土曜・日曜・パブリックホリデーが午前6時30分〜午後11時59分、運行頻度は約7分半〜10分毎で、客流の状況に応じて適宜調整を行うとした。

媽閣駅で数量限定販売を予定している記念乗車券のイメージ(写真:MLM)

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