八王子高校吹奏楽部がマカオでパフォーマンス披露…寒さ吹き飛ばす熱演で現地観衆魅了
- 2023/12/16 20:24
- 澳日関係
八王子学園八王子高等学校吹奏楽部のメンバー約120人が12月16日午後、マカオの2会場でパフォーマンスを披露した。
まず、午後3時(現地時間、以下同)からマカオ返還24周年及びクリスマスホリデーを祝う地域活性化プロジェクトの一環として、マカオの統合型リゾート運営大手のサンズチャイナ社の主催、マカオ政府文化局のサポートで開催されるイベント「ウィンターショーケース」の初回に出演。
マカオは昨日までしばらく温暖な気候が続いたが、今朝から気温がグッと下がり、冬らしい冷え込みに。そんな中、マカオ半島新口岸地区のマカオ文化センター前特設会場には多くの家族連れや地元の高校の吹奏楽部に所属する学生ら多くの観衆が多く駆けつけた。
メンバーは会場のオープンスペース存分に活かし、約1時間にわたりジャズ、Jポップ、ディズニーソング、クリスマスソング、オリジナルソングなどを熱演。創部以来、約50年にわたって「歌って、踊って、演奏できるバンド」をモットーに活動する同部ならではの若さと元気あふれるパフォーマンスが観衆のハートに届き、寒さを吹き飛ばす大盛況のうちに幕を閉じた。
続いて、午後5時半からはマカオタワー4階のシアターで開催されたマカオ管楽協会主催の「第二回マカオ・日本バンドフェスティバル」に出演。マカオ青年吹奏楽団とのコラボレーションパフォーマンスに臨み、音楽での国際文化交流を図った。
同部は130人以上の部員を擁し、日本の権威ある全国規模の管弦楽、マーチング、アンサンブル等のコンテストで数々の受賞歴を持つ強豪として知られる。今回、残念ながら受験などの都合で参加できない部員もいたというが、マカオのみならず香港でも多数のイベントに出演し、素晴らしいパフォーマンスを披露したという。
アフターコロナ初年の2023年がまもなく終わりを迎えるが、2024年はマカオと日本の間で交流機会が増えることを期待したい。