近藤真彦さんがマカオ公演でエネルギッシュなパフォーマンス披露…世界遺産観光や中国料理も満喫
- 2023/12/27 16:50
- 澳日関係
去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタイ」併設の最新鋭劇場「MGMシアター」で「Matchy Get Macao~クリスマススペシャルコンサートinマカオ」を開催。
スペシャルゲストとして参加した盟友でギタリストの野村義男さんらとともにエネルギッシュなパフォーマンスを披露し、集まったおよそ1千人の観客を魅了した。
近藤真彦さんの海外公演は2011年の香港以来、約12年ぶりで、マカオでの公演は初めて。
近藤さんの多くの楽曲が現地アーティストによってカバーされたこともあり、現地での知名度、人気は非常に高く、現地ファンからも「Matchy(マッチー)」の愛称で親しまれている。
今回のマカオ公演では、「ただいま!」の挨拶とともに「Made in Japan」で幕を開け、現地ファンによく知られる「夕焼けの歌」など80〜90年代のヒットソングを中心に、アンコールの「ギンギラギンにさりげなく」まで全25曲を約2時間にわたってをほぼノンストップで熱唱。観客も大きな拍手や「マッチー!」コールで応じた。
MGMシアターが誇る高精細巨大LEDディスプレイを活かしたジャケット写真をずらりと並べた視覚効果など、観客をアッと沸かせる演出も随所に見られた。
コンサートやモータースポーツで多忙な日々を送る近藤さんだが、公演前に本紙のインタビューに応じた際、今回マカオでは短時間ながら歴史市街地区を訪れ世界遺産を観光する機会があり、食事はずっと大好きな中国料理を味わい、公演終了後にポルトガル料理にもトライするとマカオ滞在を満喫している様子を明かした。
近藤さんとマカオの縁といえば、マカオグランプリを思い浮かべる方も多いだろう。自身が率いるKONDO Racing Teamのみならず、全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)の会長に就任したこともあり、今は日本のモータースポーツ界を盛り上げたい思いが強いとした上、若手ドライバーの発掘の場としてマカオグランプリにずっと注目しており、将来日本のレーサーとともに参戦したい気持ちもあると意気込みを語った。
今後については、まず60歳の誕生日となる(2024年)7月19日に日本武道館で開催するコンサートに向けて突っ走るとし、マカオ会場の観客にもぜひ武道館で再会しましょう!と呼びかけた。