マカオ、マネロン等対策プロジェクト部門の金融情報弁公室が警察総局に編入へ
- 2024/1/13 10:03
- 社会・政治
マカオ行政会は1月12日に会見を開き、マカオ特別行政区警察総局に関する法律を改正し、プロジェクト部門である金融情報弁公室(GIF)を警察総局に編入することで、マネーロンダリング、テロ資金及び大量破壊兵器拡散資金供与に関連する犯罪の抑止・取り締まりに関わる警察総局の職務と権限を強化すると発表。
改正法の施行日にあたる来月(2月)1日に編入が行われる予定とした。
GIFはマネーロンダリングに対する取り締まり、情報収集及び分析などを行い、特に疑わしい案件や重大犯罪に関する事案について検察院送致する役割を担う機関として2006年に設立された。警察総局への編入後も下部組織のひとつとして独立運営されるとのこと。
このほか、改正法には毎年10月29日を「マカオ特別行政区警察総局日」と定めることも盛り込まれているという。