新規ホテル建設43軒、提供客室数25,600室—13年第4季

マカオ政府土地工務運輸局は2月23日、昨年(2013年)第4四半期時点で建設中のホテルプロジェクトが16、認可待ちのプロジェクトが27あり、これら43軒の合計提供客室数が25,600室分に上るとの最新統計結果を発表した。

2013年第4四半期時点で着工済みのホテルは16プロジェクトあり、内訳はマカオ半島の9軒1,030室、コタイ地区の5軒7,500室、タイパの2軒1,060室で、計約9,600室分。これら16軒の総建設面積は約179万平米。

認可待ちホテル27軒の内訳はマカオ半島の19軒3,100室、タイパ島1軒120室、コタイ地区の5軒11,900室、コロアン島の2軒600室で、計約16,000室分。

2013年12月末時点で営業中のホテル客室数合計が27,764室であることから、2013年第4四半期に建設中、認可待ちのホテル客室数25,600室を加えると現状のほぼ2倍になる見通し。今後、供給増に伴うホテル間の顧客獲得競争が熾烈になると予想されるが、一方で珠江西岸地域における高速鉄道網の拡充、港澳珠大橋の開通、マカオ国際空港の拡張、イミグレーションの24時間化といった交通及び通関インフラの拡充に伴う旅客増も期待されている。

コタイ地区を中心に大規模工事が展開(資料)―本紙撮影

コタイ地区を中心に大規模工事が展開(資料)―本紙撮影

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