マカオの大型IRギャラクシーでチャイニーズニューイヤーマーケット開催

 観光都市マカオにとって、農暦新年(旧正月/チャイニーズニューイヤー)シーズンは年間最大の書き入れ時のひとつとなり、多くのインバウンド旅客がマカオを訪れると見込まれている。2024年の農暦の正月は2月10日となっており、今はまさに”歳末”にあたる時期で、各所で年賀ギフトなどの販売合戦が繰り広げられている。

 コタイ地区にある大型統合型リゾート(IR)ギャラクシーマカオで1月25日、「年宵喜市(チャイニーズニューイヤーマーケット)」が開幕。シャトルバス乗降場に近い東翼廣場(イーストスクエア)で2月8日まで開催される。

 同IR運営会社によれば、今回のマーケットは市民、旅客のいずれも楽しめるもので、鉅記手信、斌記海味、龍昌行、永順行など30以上の地元の著名ブランド・ショップが出店し、乾物から酒類、マカオ土産、さらには盆栽まで豊富な新年用品ラインナップが揃うほか、地元ガチャガチャ専門店Gacha Pointによるマカオ初の新年ダルマや人気キャラクター「ちいかわ」のガチャシリーズも注目とのこと。会場では地元の書家による揮毫サービスや抽選会なども用意しているという。

ギャラクシーマカオで開幕した「年宵喜市(チャイニーズニューイヤーマーケット)」会場の様子(写真:Galaxy Entertainment Group)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は9月5日、マカオで無資格にも関わらず薬剤の注射による美容医療行為に従事したとし…
  2.  マカオ政府統計・センサス局は9月6日、今年(2024年)5〜7月期の住宅価格指数を公表。 …
  3.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  4.  マカオの多くのカジノ施設が航空会社のマイレージ制度と似た会員プログラムを提供しており、入会するこ…
  5.  マカオ司法警察局は9月5日、マカオの高齢者を狙った特殊詐欺(電話詐欺)事案に関与したとして20代…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  5.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年9月号
(vol.135)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun