マカオ、イースターホリデー2日目のインバウンド旅客数は12.2万人…2日間累計22.7万人

 目下、マカオ及びマカオにとって第二の旅客ソースである香港では4連休(3月29日〜4月1日)となるイースター(復活節)ホリデーを迎えている。

 マカオ治安警察局が3月31日未明に公表した出入境統計データによれば、イースターホリデー2日目のインバウンド旅客数は12万2235人(延べ、以下同)だったとのこと。前日から16.2%増で、2日間累計では22万7404人(単日平均11万3702人)に上った。

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は今年のイースターホリデーの単日平均インバウンド旅客数を約10万人とする事前予測を示しており、これを上回って推移している状況。

 イースターはマカオにとって最大の旅客ソースである中国本土のホリデーではなく、香港からのインバウンド旅客が主となるが、2日目と3日目は週末にあたり、中国本土からの旅客による数字の底上げが見込まれる。

 翌週後半には中国本土における清明節のミニ連休、また5月頭には労働節の大型連休を控えており、マカオのツーリズム業界にとって書き入れ時が続く。

 なお、マカオの今年1〜2月累計のインバウンド旅客数は前年同時期から105.8%増の615万5173人で、コロナ前2019年の同時期からの回復率は88.3%に達している。直近の大型連休にあたる春節ホリデー8日間の単日平均旅客数は約12.9万人だった。

大勢のインバウンド旅客で賑わうマカオ半島の草堆街から大三巴街一帯の様子(資料、写真:MGTO)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ治安警察局は11月21日、他人の身分証を使用してカジノへ入場した上、賭博で獲得した得たポイ…
  2.  冬のマカオの街を美しく彩る毎年恒例のイルミネーションイベント「ライトアップマカオ2024(中国語…
  3.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は11月21日、今年(2024年)10月の訪マカオ外客数(…
  4.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営する澳門輕…

ピックアップ記事

  1.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  5.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…

注目記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun