平場カジノに喫煙ルーム設置へ

マカオでは新禁煙法の施行に伴いカジノ内分煙が実施されている。マカオ政府衛生局によると、マスゲーミングフロア(平場)への喫煙ルームの設置などを含む新たな分煙ルールの設定について、カジノ運営六社との協議を行ったことを明らかにした。

3月19日付地元有力紙「澳門日報」が一面で報じた。協議の内容によると、平場カジノ内で喫煙可能な場所を新たに設置する喫煙ルームに限定し、喫煙ルーム内にはいかなるゲーミング設備も配置しない方針という。VIPカジノについてはこれまで通りフロア面積の半分を超えない範囲で喫煙エリアの設定を可とするが、空気質量検査の実施により、基準に満たない場合は喫煙エリアの縮小が求められる。

喫煙ルームの正式名称やドアの開閉方式、通風装置の基準、導入時期などは現時点で未定だが、2015年に新禁煙法の適用範囲がバー、ディスコ、サウナ等にも拡大されることから、当局としてはそれ以前の実施を目指したい考え。

マカオのカジノ(写真はイメージ)―本誌撮影

マカオのカジノ(写真はイメージ)―本誌撮影

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