マカオ、MICE関連のジョブトレーニングコース受講者が顕著な増…2023年調査

 マカオ政府統計・センサス局は5月13日、昨年(2023年)のジョブトレーニング調査結果を公表。

 昨年マカオでジョブトレーニングコースを開講した機関の数は前年から7増の66で、開講コース数は17.8%増の1915コース、受講者数は25.1%増の9.7万人(延べ、以下同)に上った。

 前年との比較では、マカオにおける新興産業に関連する各種コースの受講者数が顕著な増となり、特にMICEコースは1.9倍の1970人に。このほか、ITが8323人、教育が6778人、アート・デザインが5886人、医療衛生が9570人で、それぞれ75.4%、45.2%、44.0%、39.2%増。一方、ゲーミング(カジノ)・娯楽は2905人、飲食料品製造・取り扱いは1792人で、それぞれ35.9%、30.7%減。

 コース種類別で受講者数が最も多かったのはビジネス・アドミニストレーションの2万4617人で、全体の25.2%を占めた。次いで、医療衛生の9570人(9.8%)、ITの8323人(8.5%)、教育(6.9%)。

2023年にマカオで開催された大型エキジビション「MIF」の会場(資料)=2023年10月(写真:IPIM)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  7月1日、アドミニストレーション、財政、財産自治権を持つマカオの公務法人として「招商投資促進局」…
  2.  澳門海關(マカオ税関)は6月29日、同月27日にマカオ半島北部・關閘エリア所在の工業ビル内に開設…
  3.  マカオ国際空港運営会社にあたるCAMは6月28日、今年(2024年)2月から進めていた同空港旅客…
  4.  目下、マカオ司法警察局では、マカオの地域コミュニティの治安環境の浄化による市民と旅客の安全を確保…
  5.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は6月28日、今年(2024年)3〜5月期の雇用統計を公表…

ピックアップ記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  4.  シンガポール発の国際ラグジュアリーホテルブランド「カペラ」がマカオ初進出することがわかった。カペ…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  4.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年7月号
(vol.133)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun