マカオのIRグランドリスボアがリノベーションへ…2年かけ段階的に

 マカオの統合型リゾート(IR)運営企業SJMリゾーツ社の何超鳳(デイジー・ホー)常務董事(マネジングダイレクター)は5月14日、同社がタイトルスポンサー及び主催の一角を担う2024年SJMマカオ国際ドラゴンボートレースのローンチセレモニーに出席した際、マカオ半島の中区に位置する旗艦IR施設グランドリスボア(新葡京)について、内部のリノベーションを計画していることを明らかにした。

 同氏によれば、リノベーション工事は料飲施設と客室を対象として2年かけて行い、年内に料飲施設から着手。完成後、リゾート内部は一新されるとのこと。なお、工事は段階的に実施するため、営業に影響はないという。

 グランドリスボアは2007年にカジノ部分が先行開業した後、2008年にホテル部分が開業。ホテル等級はマカオで最高の格付けとなる「豪華5つ星」となっている。ホテル客室数は約400室。独特の外観デザインからマカオのアイコンのひとつとしても知られる。

大勢の旅客で賑わうグランドリスボア前(資料)=2023年8月、マカオ半島・中区にて本紙撮影

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