16年旧正月開業、観光名所化目指す―ウィンパレス

ウィンマカオがコタイ地区で開発を進めるウィンパレスの建設工事が本格化する中、米ウィンリゾーツのスティーブ・ウィン会長は開業時期を2016年旧正月に予定し、施設そのものを観光名所化したい意向を語った。

4月2日付地元有力紙「澳門日報」が報じた。スティーブ・ウィン会長は同紙とのインタビューの中で、ウィンパレスがマカオで最も優雅かつ人気のホテルになるとし、広い客室、レストラン、ショッピング、エンタテインメントといったノンゲーミング要素が多くの旅客を引き寄せ、就業機会の拡大とより多くの納税でマカオ政府に貢献できるとした。

ウィンパレスについては、観光客だけでなく市民も楽しめる施設にするとしている。ウィンマカオでも人気のアトラクション、パフォーマンス・レイクをコタイにも導入し、湖の周囲にトラムを走らせるなどする計画もあるという。

また、各社のコタイ地区大型リゾートを次々開業する中での政府によるゲーミングテーブル数制限策については、カジノ企業間による過度な競争を避けるものとして肯定的な見方を示した。

ウィンリゾーツ社のスティーブ・ウィン会長(写真提供:Wynn Resorts)

ウィンリゾーツ社のスティーブ・ウィン会長(写真提供:Wynn Resorts)

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