夏宝竜氏が7日間にわたるマカオ視察・リサーチ終える…国際的大都会の”金看板”磨くよう期待示す
- 2024/5/20 11:15
- 香港・大湾区
中国共産党中央香港マカオ工作弁公室主任で、中国政府の香港マカオ政策担当部門にあたる国務院香港マカオ事務弁公室主任の夏宝竜氏が5月19日午前、7日間にわたる視察・リサーチ日程を終え、帰路についた。
マカオ特別行政区の賀一誠行政長官は同日午前11時から今回の夏氏によるマカオ視察・リサーチ訪問に関する総括会見に臨み、夏氏からマカオ特別行政区の施政を高く肯定され、またマカオの各方面の発展へ常に関心と支援いただくことに心から感謝の意を表するとした上、マカオ特別行政区として、習近平国家主席による一連の重要演説や指示、第20回全国人民代表大会での重要な取り決めの精神を着実に実行し、中央のマカオに対する配慮と大きな期待に応えるため、施政チームを率い、また社会各界を手を携え、(夏氏が今回のマカオ訪問中に挙げた)マカオの6つの強みを最大限に活用し、マカオの国際的大都市という”金看板”を磨いていきたいとした。
夏氏は今回のマカオ訪問中にマカオの強みとして「”一国二制度”という最大の制度的優位性」「発展のための十分な空間的優位性」「国際化度合いの高いビジネス環境の優位性」「強固な経済基盤の優位性」「東西文化が融合した人文的優位性」「愛国・愛マカオの伝統的な情緒的優位性」の6つを挙げ、マカオの皆が一心となって協力し、国際的大都市の”金看板”を磨くことが必要とし、マカオに対する評価と激励、将来の発展への期待を示した。
夏氏のマカオ訪問は昨年5月下旬以来、1年ぶり。昨年の訪問日程は4日間で、今回は3日間多かった。今回の訪問中、夏氏はマカオと珠海市横琴の粵澳深度合作区(広東マカオ深化協力区)で40ヶ所以上の視察・リサーチを展開したほか、マカオ社会各界との交流に臨んだ。