世界的スケートボードイベント「FISE:バトル・オブ・ザ・チャンピオンシップ」が2025年3月マカオで開催へ…IR運営メルコリゾーツが誘致

 マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エンターテインメント社は7月19日にマカオ・コタイ地区にある傘下の統合型リゾート(IR)スタジオ・シティで会見を開き、世界的に知られるスケートボードイベント「インターナショナル・フェスティバル・オブ・エクストリーム・スポーツ(FISE):バトル・オブ・ザ・チャンピオンシップ(BOTC)」を2025年3月に同IRで開催する計画を発表。

 同イベントはマカオ、香港、広東省を含むグレーターベイエリアにおいて初開催になるとのこと。同社では、スケートボードは急成長しているスポーツで、その影響力と文化についても拡大の一途にあるとし、同社はマカオにおける発展を支援するため、近日中にスタジオ・シティ内にスケートボートパークをオープンすることも明らかにした。

「FISE: BOTC 2025 マカオ」開催計画発表会見の様子=2024年7月19日、スタジオ・シティ・マカオ(写真:Melco Resorts & Entertainment Limited)

 なお、「FISE: BOTC 2025 マカオ」は新たなエキサイティングなコンテスト形式で行われ、世界のトップスケートボーダーを招き、1対1のバトルトーナメントで対戦するとのこと。今回の会見には、中国本土とグレーターベイエリアから新世代のスケートボード選手らが同イベントのアンバサダーとして出席した。

 同社では、マカオへワールドクラスのイベントやパフォーマンスの誘致することにコミットしており、より革新的でユニークなエンターテインメント体験をもたらすことで、市民及び観光客に多様なツーリズム・レジャーの選択肢を多様化し、マカオのツーリズムの発展に貢献していく考えを示した。

「FISE: BOTC 2025 マカオ」開催計画発表会見の様子=2024年7月19日、スタジオ・シティ・マカオ(写真:Melco Resorts & Entertainment Limited)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営する澳門輕…
  3.  マカオ政府統計調査局は11月20日、今年(2024年)1〜9月の小売業販売額調査結果を公表。 …
  4.  マカオ政府統計・センサス局は11月20日、今年第3四半期(2024年7〜9月)の金融業人材需給及…
  5.  マカオ政府公共建設局(DSOP)の発表によれば、コタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  4.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  5.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…

注目記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  3.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  4.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  5.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年11月号
(vol.137)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun