”マカオメモリー”文化・歴史データプラットフォームがユネスコ2024年グローバル世界遺産教育創新事例賞を獲得

 ユネスコのアジア太平洋地域世界遺産研修研究所は7月23日、第46回国連大会が開催中のインド・ニューデリーで2024年「グローバル世界遺産教育創新事例賞」の受賞プロジェクトリストを発表。

 世界中の100件を超えるプロジェクトの中からマカオ基金会による「”マカオメモリー”文化・歴史データプラットフォーム(“澳門記憶” 文史網)」がスター・オブ・ディスカバリー賞を獲得した。

マカオの文化・歴史データプラットフォームがユネスコ2024年グローバル世界遺産教育創新事例賞を獲得(写真:澳門基金會)

 同会によれば、マカオメモリープロジェクトはマカオに散在するあらゆる歴史・文化的資料を広く収集し、整理・統合・デジタル化して保存し、オンライン双方向マルチメディアプラットフォームを構築することで、集合的記憶の共有、市民参加の促進、思考・研究の活性化、マカオのイメージの向上を図る目的で2019年にスタート。マカオはもとより、中国本土、さらには世界各地のユーザーの関心と支持を集めているとのこと。

<参考>
”マカオメモリー”ウェブサイト https://www.macaumemory.mo/ (中国語/ポルトガル語)

”マカオメモリー”ウェブサイトのイメージ(写真:澳門基金會)

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