マカオ、世界遺産・聖ポール天主堂跡周辺の土塀に対するメンテナンス工事実施…工事期間中も参観可能

 マカオ政府文化局は8月2日、マカオを象徴する歴史的建造物のひとつとして知られる世界遺産・聖ポール天主堂跡及び周辺の土塀部分の保護強化を図るるため、同月5日からおよそ3ヶ月間にわたってメンテナンス工事を実施すると発表。

 5日から9日まで足場を組む作業を行う予定としたが、工事期間中についても通常通り参観は可能とのこと。

  聖ポール天主堂跡は17世紀にカトリック・イエズス会が建てた聖母教会及び聖ポール大学のあった場所にあたり、1835年の大火により前壁及び石段の一部を残して焼失し、現在の姿となった。建設作業には日本人キリシタンが関わったとも伝えられている。

マカオの世界遺産・聖ポール天主堂跡(資料)=2024年5月本紙撮影

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