マカオIR運営SJMリゾーツが旧市街地の新馬路で複合飲食施設「カムペックマーケット」開発…地元中小企業と連携

 マカオの統合型リゾート(IR)運営企業、SJMリゾーツ社は8月14日、同社がマカオ半島中央部の旧市街地にある伝統的な繁華街「新馬路」活性化の一環として開発を計画している複合飲食施設「カムペックマーケット(金碧坊)」に関する地元中小企業向けのテナント公募説明会を開催した。

 カムペックマーケット開発計画は、同社グループが取得した旧カムペックコミュニティセンター(金碧文娯中心)の3階建てのビルをリノベーションすることにより、エリアのランドマークとなる大衆向けのグルメスポットを創り上げるというもの。

グランドリスボアホテルで開催されたカムペックマーケットに関する地元中小企業向けのテナント公募説明会の様子=2024年8月14日(写真:SJM Resorts, S.A.)

 今回の説明会では、出席した地元中小企業関係者らに開発コンセプト、建築デザインの特徴、ビジネス上の優位性、テナント公募の審査基準などについての紹介が行われた。同社として地元中小企業と力を合わせて魅力ある施設づくりを進めていく考えで、同社がテナントに対して基本設備や広報・マーケティング支援等を提供するという。今回公募の対象となるのは施設G階及び1階の各10ブースで、今年(2024年)12月中旬から来年の旧正月前にかけての営業開始を見込んでいるとのこと。なお、公募以外に自社運営及び招待ブランドとのコラボレーション用のブースも確保されており、2階部分については乾物・リテール店舗を誘致する予定で、テナント公募の詳細は追って発表するとした。

 同社マネジング・ダイレクターのデイジー・ホー氏は説明会の中で、マカオを代表する総合ツーリズム・レジャー企業として「大企業が小企業をリードする」という理念を掲げており、今回のプロジェクトでは自社のリソースと優位性を活かして旧市街地エリアの一角に新風を吹き込み、施設のテナントのみならず近隣事業者にとっても好ましいビジネス環境を創出し、エリア全体のさまざまな業種に相乗効果をもたらすとともに、ユネスコ世界食文化創造都市のひとつであるマカオのポジション強化につなげていきたいと抱負を述べた。

カムペックマーケット(旧・カムペックコミュニティセンター)の開発予定地(写真:SJM Resorts, S.A.)

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