スマホ経由のネット利用増える―2013年IT利用調査結果発表
- 2014/5/6 11:43
- 社会・政治
マカオ政府統計調査局は5月2日、2013年のマカオのIT利用調査結果を発表。インターネットを利用している世帯は全体の82.6%にあたる152,900世帯で、前年比0.1ポイント上昇。スマートフォンの普及に伴い、携帯電話ネットワークを経由した高速データ通信を利用している世帯は79.9%の世帯に上り、同17.6ポイントの大幅増。光ファイバー回線利用世帯は約5倍増の8,900世帯となった。
3歳以上の市民のインターネット利用率は4.5ポイント増の65.8%。男女別では男性が4.0ポイント増の66.2%、女性が4.9ポイント増の65.4%。
15歳~24歳のインターネット利用率は96.0%で、うち毎日インターネットを利用するとの回答が9.5ポイント増の91.0%だった。
インターネット利用者のうち、スマートフォン経由が6.0ポイント増の69.5%、目的別では情報検索が80.4%、コミュニケーションが80.3%、ネットショッピングが13.6%。2013年第4季のネットショッピング平均消費額は750パタカで、前年同期から30パタカ増。
一方、パソコンを所有する世帯は151,600世帯で、全体に占める割合は0.7ポイント減の81.9%。3歳以上のパソコン使用率も0.4ポイント減の61.7%。スマホシフトが進んでいるためとみられる。