日本の張本美和選手は準決勝敗退、世界ランク1位中国・孫穎莎選手と熱戦の末…卓球「WTTチャンピオンズマカオ2024」

 目下、マカオ・コタイ地区にある東亜運動会体育館(通称:マカオドーム)で卓球の「WTTチャンピオンズマカオ2024プレゼンテッド・バイ・ギャラクシーエンターテインメントグループ」が開催中。

 同大会は日本の8選手を含む世界トップの男女各32選手が出場する男女シングルスのトーナメント。

 大会6日目(9月14日)に準決勝が行われ、日本勢として唯一ここまで勝ち上がってきた女子の張本美和選手が出場し、世界ランキング1位の孫穎莎選手(中国)と対戦した。張本美和選手は第1、第2セットを取られたものの、第3、第4セットを連取してイーブンに。ここまで接戦が続いたが、孫穎莎選手が攻勢を強めた第5セットを大差で落とし、第6セットは終盤一時追いつくも及ばず、前月のパリ五輪女子団体決勝での雪辱を果たすことはできなかった。結果は下記の通り。

・孫穎莎vs張本美和:4-2(12-10|14-12|9-11|11-13|11-3|11-8)

世界ランク1位孫穎莎選手との準決勝に臨む張本美和選手=2024年9月14日(写真:マカオ政府体育局)

 きょう(15日)は今大会の最終日となり、男女決勝の2試合が行われる。男子シングルスが準決勝で世界ランク1位の王楚欽選手(中国)を破って決勝進出を決めた12位の林詩棟選手(中国)と13位のチウ・ダン選手(ドイツ)、女子シングルスが孫穎莎選手と準決勝で3位の王曼昱選手(中国)に勝利した4位の王芸迪選手(中国)がそれぞれ対戦する。

 今大会における他の日本選手の結果は、男子:張本智和選手(ラウンド16敗退)、戸上隼輔選手(ラウンド32敗退)、松島輝空選手(ラウンド32敗退)、吉村真晴選手(ラウンド32敗退)、女子:伊藤美誠選手(ラウンド16敗退)、平野美宇選手(ラウンド32敗退)、木原美悠選手(準々決勝敗退)。

孫穎莎選手(左)と張本美和選手による熱戦となった準決勝=2024年9月14日(写真:マカオ政府体育局)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ・コタイ地区にある複合リゾート「リスボエタマカオ(澳門葡京人)」併設のショッピングアーケー…
  2.  在香港日本国総領事館は11月22日、同月14日に澳門日本会に対する在外公館長表彰授与式が執り行わ…
  3.  マカオ市政署(IAM)は11月21日、マカオ半島のギアの丘(松山)に位置する史跡「松山軍用隧道(…
  4.  マカオ政府衛生局(SSM)は11月22日夜、同日マカオ域内で輸入性デング熱感染を新たに1例確認し…
  5.  マカオ治安警察局は11月21日、他人の身分証を使用してカジノへ入場した上、賭博で獲得した得たポイ…

ピックアップ記事

  1.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  2.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  3.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun