マカオ、2024年8月の平均ホテル客室稼働率が9割超に…アフターコロナで初めて

 マカオは人口約68万人、面積約32平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR(統合型リゾート)に加え、マカオグランプリをはじめとした大規模イベントが数多く開催されるアジア有数の国際観光都市として知られる。

 今年8月のインバウンド旅客数は前年同月から13.3%増の365万1731人(延べ、以下同)。コロナ前2019年と比較した回復率は100.8%。コロナ前同月を上回ったのはアフターコロナがスタートした2023年1月以降でで初めてとなり、また同月の過去最多を更新。今年1〜8月累計では前年同時期から32.7%増の2339万2903人、2019年同時期と比較した回復率は85.3%。

 マカオ政府統計・センサス局は9月26日、今年8月及び1〜8月のホテル宿泊客関連統計を公表。今年8月の平均ホテル客室稼働率は91.3%で、前年同月から2.8ポイント(pt)上昇、前月からも2.9pt上昇。

 ホテル等級別では、5つ星が前年同月から2.8pt上昇の93.4%、4つ星が1.9pt下落の86.2%、3つ星が9.5pt上昇の90.8%、2つ星ホテルが4.9pt上昇の93.8%、エコノミー宿泊施設が2.7pt上昇の84.3%。なお、5つ星ホテルの供給客室数が4.3%減、4つ星ホテルが6.5%増、3つ星ホテルが2.5%増、2つ星ホテルが9.5%増、エコノミー宿泊施設が28.6%増だった点も考慮する必要がある。

 今年8月末現在、マカオで営業中のホテル数は前年同時期から8軒増の144軒、供給客室数は横ばいの4.46万室あり、このうち5つ星ホテルが2軒増の38軒で、供給客室数は全体の57.8%を占める2.58万室。

 今年8月のマカオのホテル宿泊客数は前年同月から3.8%減の126.1万人で、2019年同月の99.7%水準、ホテル宿泊客の平均滞在時間は前年同月から横ばい、2019年同月から0.1日延びて1.6日。宿泊客のうち中国本土・香港・台湾を除く国際旅客は前年同月から21.0%増の7.3万人となり、このうち韓国からの旅客が40.3%増の2.6万人、日本からは5.4%増の6100人。

 今年1〜8月の平均ホテル客室稼働率は前年同時期から4.6pt上昇の85.5%。ホテル宿泊客数は12.9%増の977.3万人。ホテル宿泊客の平均滞在時間は横ばいの1.7日。

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