マカオフィッシャーマンズワーフやランドマークマカオを傘下に持つレジャー大手のマカオレジェンド社(澳門勵駿)は4月29日、2014年第1季の決算を発表。売上は4.61億香港ドル(日本円換算:約60億円)で、昨年同期比8.1%増となった。
このうち、ゲーミング売上は6.3%増の3.28億香港ドル、ノンゲーミング売上が12.9%増の1.33億香港ドルだった。グループの調整後EBITDAは5.7%増の2.28億香港ドル。フィッシャーマンズワーフ及び未割当全社費用を除く調整後EBITDAは12.6%増の2.43億香港ドルで、ランドマークホテルによる安定的内部成長を表している。
ゲーミングテーブルによる売上は16%増の24.56億香港ドル。うち、ファラオズパレスカジノのマスゲーミング(平場)テーブルが3.7%増の4.53億香港ドル、VIPテーブルが19.5%増の19.35億香港ドル、バビロンカジノのマスゲーミングテーブルが12.7%増の6,840万香港ドル。各テーブルの1日平均ネットウィンについては、ファラオズカジノのマスゲーミングテーブルが7.4%増の8.7万香港ドル、VIPテーブルが10.8%増の30.7万香港ドル。
同社のデービット・チャオCEOによると、マカオランドマークホテルは客室のリノベーションを今年1月に終え、第1季の稼働率は93%を記録したという。また、今年8月にもフィッシャーマンズワーフ内にプラハ・ハーバービュー・ホテルの開業を予定しているとした。