ウィンマカオの親会社にあたる米国ウィンリゾーツ社は5月2日、今年(2014年)第1季の決算を発表。ウィンリゾーツのネットインカムは9.7%増となる15.136億米ドル(日本円換算:約1,536億円)で、マカオ部門の売上が14.2%伸長したことが大きく寄与。一方、ラスベガス部門の売上は1.5%減。
ウィンマカオのネットインカムは14.2%増の11.327億米ドル(約1,150億円)。調整後プロパティEBITDAは前年同期比16.2%増、過去最高となる3.843億米ドル(約390億円)となった。
ウィンマカオのVIPゲーミングテーブルのローリング数は360億米ドルで、前年同期比26.7%の大幅増。VIPルームのテーブルウィンに占めるローリング数(コミッション控除前)比率は2.79%で、2.7~3%とした事前予想の範囲で、昨年同期の3.14%を大きく下回った。
マスゲーミングのテーブルウィンは23.7%増の3.007億米ドル。マスゲーミングテーブル1台当たりの1日テーブルウィンは19.1%増となる15,695米ドル。
スロットマシンのベット金額は25.3%増の14億米ドルで、すとっとマシンウィンは13.1%増。スロット機1台の1日あたりウィンは13.3%増の917米ドル。
ウィンマカオの平均1日ホテル客室単価は7.3%増の338米ドル、ホテル客室稼働率は4.3ポイント上昇の98.1%、客室あたり平均収益は11.8%増の331米ドル。
コタイ地区で開発を進めるウィンパレスについては、総予算40億米ドル(約4,060億円)、2016年上半期に開業予定。