ギャラクシーマカオやスターワールドホテルなどを傘下に持つゲーミング大手のギャラクシーエンタテインメントグループは5月20日、今年(2014年)第1季決算を発表。売上は33%増で過去最高となる202億香港ドル、調整後EBITDAは38%増の38億香港ドル。
3月31日までの直近12カ月の調整後EBITDAは30%増の136億香港ドル。旗艦施設ギャラクシーマカオ、スターワールドホテルの調整後EBITDAがそれぞれ44%、26%増だったことを受けたもの。
主にVIPカジノ及びマスゲーミング(平場)の好調がグループの利益増長につながった。今年第1季のマネジメント基準計算によるゲーミング総売上は33%増の202億香港ドルに達し、このうちマスゲーミング売上が37%増の51億香港ドル、VIPPカジノが32%増の146億香港ドルだった。
同社が建設を進める旗艦施設ギャラクシーマカオの第2期プロジェクトについては予定通り2015年上半期落成予定、第3、4期についても最速で今年末に着工を予定しているという。また、先に買収を行ったグランドワルドホテルについてもリノベーション工事を経て2015年初頭に再オープンさせる見通し。この他、横琴新区の2.7平方キロの敷地についてのコンセプト作りも進めているという。