マカオのIR併設ホテル客室内で覚醒剤使用…香港人の男逮捕

 マカオ司法警察局は12月16日、コタイ地区のIR(統合型リゾート)併設ホテルの客室内で”アイス”と呼ばれる覚醒剤を吸引したとして香港人の男1人を逮捕したと発表。

 同局によれば、同月30日正午頃、ホテル職員が客室内で薬物の吸引に使われたとみられるウォーターボトルを発見し、ホテルの責任者から同局とホテルの間で設立した通報メカニズムを通じて連絡が寄せられたとのこと。

 知らせを受けた同局の捜査員が当該客室の調査を行い、パイプ2本を装着したウォーターボトル1本を発見。同時に、ホテル内で当該客室に宿泊していた男を発見し、逮捕に成功。

 男は同局の調べに対し、客室内で発見されたパイプを装着したウォーターボトルでアイスを使用したことを認めたほか、尿検査でもアイスに対して陽性反応が確認されたという。

 同局では捜査で得られた情報を総合判断し、男を不法麻薬・向精神薬使用と不適当器具・設備所持の罪で検察院送致するとともに、覚醒剤の出どころについて捜査を継続中とした。

警察が公開した証拠品(写真:マカオ司法警察局)

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