中国・習近平国家主席がマカオ到着

 中国の習近平国家主席が12月18日午後、専用機でマカオに到着した。

 習氏のマカオ訪問は5年ぶり。習氏は今回のマカオ滞在中(20日までの3日間)、マカオの祖国復帰(返還)25周年祝賀セレモニー及びマカオ特別行政区第6代政府就任式に出席し、マカオ特別行政区の視察を行う予定となっている。

マカオ国際空港に到着した習近平国家主席と彭麗媛夫人=2024年12月18日(写真:GCS)

 習氏は同日16時すぎ、彭麗媛夫人とともにマカオ国際空港へ降り立ち、笑顔で出迎えに応じた。同空港内でのスピーチでは、「過去25年間、マカオの特色ある一国二制度の実践は世界に認められる成功を収め、活力と独特の魅力を発揮してきた」と評価した上、「マカオの発展は揺るぎなく、また将来性に満ちており、これはマカオ居民の栄誉であるとともに、全国民の誇りであり、一国二制度の精度的優位性を十分に発揮し、努力と創造に敢然と取り組む限り、マカオは必ずやより良い明日を切り開くだろう」と期待を示したほか、「マカオの発展と全マカオ居民の幸福を常に気にかけている」ことや「マカオ滞在中に各所をめぐって各界の友人と広範かつ深く交流し、マカオの発展について共に語り合いたい」と述べた。

 その後、習氏は場所を移して賀一誠マカオ特別行政区行政長官との会談に臨んだとのこと。

マカオ国際空港でスピーチに臨む習近平国家主席=2024年12月18日(写真:GCS)

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