マカオのIRグランドリスボアパレス所属バーテンダーが世界大会でチャンピオンに

 マカオ統合型リゾート(IR)運営企業、SJMリゾーツ社(SJM Resorts, S.A.)は12月19日、先にポルトガルのマデイラで開催されたIBA(国際バーテンダー協会)ワールドカクテルチャンピオンシップ大会において、同社傘下のIR「グランドリスボアパレス」所属の馬銘康(フレデリック・マー)氏が年度チャンピオンとマーケットチャレンジウィナーの二冠を獲得したと発表。

 同社によれば、同大会には世界67の国と地域からトップバーテンダーが参加し、さまざまなカテゴリーで厳正な審査が行われたとのこと。馬氏はマカオらしい東洋と西洋のスタイルを見事に融合させた斬新なカクテル「Winds of Prosperity(金風騰飛)」で審査員を魅了し、チャンピオンに輝いたという。

 Winds of Prosperityはスモーキーで甘い香りのマデイラワインをベースに、オーガニックスピリッツのメスカルの複雑さを加え、アーモンドのような香りを持つアマレットと未熟ブドウを絞ったヴェルジュースの甘味と酸味のバランスを整え、さらにアジアンスパイスと自家栽培のタイムで独特の香りとサステイナブルなコンセプトを加え、各種ドライフルーツなどがビジュアルに花を添えたもので、同日から同IRのカール・ラガーフェルド・マカオ3階にあるコンテンポラリーポルトガル料理レストラン「メーザ・バイ・ジョゼ・アヴィレス(Mesa by José Avillez)」で提供するとした。

馬銘康氏とカクテル「Winds of Prosperity」のイメージ(写真:SJM Resorts, S.A.)

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