「横琴広東マカオ深化協力区」の名称使用規定に関する通達が発表

 中国の広東省人民政府横琴粤澳深度合作区工作弁公室と横琴粤澳深度合作区執行委員会は1月2日、「横琴粤澳深度合作区(横琴広東マカオ深化協力区)」の名称使用規定に関する通達を連名で発表した。

 通達では、この区域に関する地名が統一されていない問題の解決を図るため、同日以降、区域内の関係諸機関が新たに発行する証書類において、「横琴粤澳深度合作区」または「広東省横琴粤澳深度合作区」に表記を統一することを求め、「珠海市横琴粤澳深度合作区」、「珠海市横琴」、「珠海市香洲区横琴鎮」、「珠海市横琴新区」といった表記を使用しないよう求めた。

 なお、すでに発行済みの証書類については関係諸機関が更新時に変更を行うため、有効期間内は通常通り使用できるとした。

 「横琴粤澳深度合作区(横琴広東マカオ深化協力区)」は広東省珠海市香洲区南部に位置し、マカオと水域を隔てて隣接する横琴島の全域で、面積は約106平方キロメートル。2009年に設立された珠海横琴新区が前身で、2021年9月に広東省とマカオ特別行政区が共同管理する特殊経済区となった。

「横琴広東マカオ深化協力区」の町並み(資料)=2024年5月撮影

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