ハイランド・シングルモルト・スコッチ・ウイスキーの蒸溜所として知られる「ザ・マッカラン（The Macallan）」は1月8日、マカオの統合型リゾート（IR）ギャラクシーマカオのラウンジ、China Rougeで創設200周年祝賀イベントを開催した。

　今回のイベントは、過去、現在、未来という時間の旅をテーマに、同ブランドの2世紀にわたる伝説を記念した3種類の特別なシングルモルト（The Macallan TIME : SPACE Mastery、The Macallan Harmony Collection Vibrant Oak、The Macallan A Night on Earth in Jerez de la Frontera）を紹介。それぞれ、中国料理と西洋料理をフュージョンしたディナーコースとのペアリング、各商品の個性を引き立てるライブパフィーマンスとともに提供した。

　TIME : SPACE Masteryは、TIME : SPACE COLLECTIONのひとつで、自然が未来を守る姿を描くと同時に、過去と未来が融合するタイムトラベルを表現したデザイン。ヨーロピアンオークのシェリー樽、アメリカンオークのシェリー樽とバーボン樽、最高級のリフィル樽などから作られ、香り、テクスチャー、フレーバーに多様な樽の影響を受けた深く複雑なウイスキーに仕上がっているという。

　The Macallan Harmony Collection Vibrant Oakは創設200周年記念の一環として登場したハーモニーコレクションの第4弾で、著名な劇団シルク・ドゥ・ソレイユとのコラボレーション。ファーストフィルヨーロピアンオークシェリー樽とリフィルシェリー樽で熟成され、バニラ、シトラス、スイートオークの古典的なアメリカンオーク風味が熟成中に樽から自然に抽出され、ミディアムで甘いフィニッシュが繊細な余韻が特徴。また、オークダルを生産する際に発生する副産物のオークチップをプレゼンテーションケースとボトルラベルに再使用することで、ブランドのサステナビリティビジョンを表現しているとのこと。

　The Macallan A Night on Earth in Jerez de la Fronteraは、シェリーワインの生産で知られるスペイン南部アンダルシア地方に位置するヘレス・デ・ラ・フロンテーラへのオマージュで、当地で年末の夜に催される祝祭にインスパイアされたもの。ヨーロピアンオークとアメリカンオーク樽をブレンドし、さらに希少なペドロヒメネスで味付けした樽で熟成させ、重層的な深みとコク、甘みが特徴。アートワークはヘレス出身のアーティスト、マリア・メレロさんとのコラボレーションという。