マカオ司法警察局では、警察総局の指揮下、各種犯罪の抑止策と取り締まり強化による社会治安の浄化を目的とした「冬の防犯運動2025」を展開している。

　同局は1月13日、冬の防犯運動2025の一環として、前日（12日）午後9時から約2時間にわたって刑事捜査員25人を動員し、公共の場に潜む様々な違法・犯罪行為を撲滅するため、マカオ各所に所在する多くのマッサージ店に対する重点パトロールを実施したと発表。

　同局によれば、今回のパトロールで121人（男61人、女60人）を調査対象した結果、オーバーステイの中国人（中国本土居民）の男1人を検挙し、身元確認と調査の後、マカオで別の犯罪に関与していないことが確認されたため、入管当局へ身柄を移送するとのこと。

　同局では、今後もマカオの社会治安情勢を注視し、関連各部門と連携を密にしながら各種犯罪の抑止と取り締まり能力を向上させ、マカオの治安環境の保護に努めるとした。