マカオで複数の統合型リゾート（IR）を運営するサンズチャイナ社は1月15日、著名なコンテンポラリーポップアート作家のフィリップ·コルバートさんを起用した海洋・文化観光エキジビション「Coastal Fantasia: The Lobster King’s Vacation in Macao」のオープニングセレモニーをマカオ科学館前で行った。

　同エキジビションはコルバートさんが創作したアイコニックなキャラクター「ロブスター・キング」の大型インスタレーションなどの作品をマカオの5ヶ所（マカオ科学館前の沿岸部、マカオ文化センター1階アートスペース、タイパ島の益隆爆竹工場跡と龍環葡韻（タイパハウス）、コタイ地区のヴェネチアンマカオ「アウトドアラグーン」で展示するもので、一部は今回の展示のために特別制作されたものもあるという。

　イベントの開催期間は（2025年）3月16日までで（*マカオ文化センター会場のみ2月15日まで）、各会場とも参観無料とのこと。

　同社は2023年にも傘下のIRに併設するギャラリーでコルバートさんの個展を開催している。15日のオープニングセレモニーにはコルバートさんも出席（1枚目の写真の左から3人目）し、「今回の作品展はマカオ史上最大のアートジャックとなり、このような大規模イベントの実現に協力してくれたサンズチャイナ及びマカオ政府各部門に感謝する」とした上、「マカオは初めて来た時からインスピレーションを与えてくれる街であり、ロブスターキングたちもここでくつろいでくれるはず」とコメントした。

　各会場における展示作品など、詳細についてはサンズチャイナの公式サイト（https://en.sandsresortsmacao.com/sands-lifestyle/events/king-lobster-vacation-2025.html）に掲載されている。（※サイトの言語は中国語／英語）