マカオでヴェネチアンマカオなど複数の統合型リゾート（IR）を運営するサンズチャイナは1月27日、同社が環境マネジメントシステムの国際規格ISO 14001:2015認証を取得したと発表。

　今回の認証は英国ロンドンを拠点とする世界最大の国家規格・認証機関として知られるBSI（英国規格協会）グループによる審査を経たものとのこと。

　同社オペレーション担当エグゼクティブバイスプレジデントのショーン・マクレリー氏は今回のISO 14001:2015認証取得にあたり、サプライヤーやさまざまなステークホルダーとの協力のもと、全社を挙げてチームメンバーが一丸となって取り組んできた成果とした上、事業と環境の持続可能な発展はサンズチャイナの革新的価値観であり、環境保護の概念を日常の事業運営に取り入れ、グリーンな文化を推進することに全力を尽くしているとし、規格ガイドラインに沿って省エネと効率性の向上による環境負荷の低減を実践し、事業のさまざまな面において多くの環境管理対策を導入することで、グリーンコミュニティの構築に貢献していきたいとコメントした。

　同社が環境マネジメントシステム以外で取得済みのISO認証は下記の通り。

・ISO 22000:2018 食品安全マネジメントシステム
・ISO 9001:2015 品質マネジメントシステム-設施管理及びMICE部門部門
・ISO 27001:2013 情報セキュリティマネジメントシステム
・ISO 20121:2012 イベントの持続可能性マネジメントシステム
・ISO 45001:2018　労働安全衛生マネジメントシステム